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iPaasを徹底比較!自社に合うiPaaSツールを選ぶには
2021.11.08 > 業務効率化
iPaaSは、近年企業の業務を効率化するツールとして注目されています。
もともとは海外で普及したサービスということもあり、日本国内ではまだ詳しく知られていないかもしれません。
それでも、日本に対応したツールが続々と登場しており、種類によってさまざまな特徴があるため、自社に適したタイプを選ぶのも簡単ではないでしょう。
そこで今回は、おすすめのiPaaSツールを種類別に比較して紹介し、選ぶ際のポイントについても解説します。
自社に合ったiPaasツールを選ぶ際の4つのポイント
iPaaSとは、さまざまなITシステムを統合するためのツールです。企業が取り入れている各システムを自動的に連携させるクラウド型のサービスで、管理がしやすくなり効率的な業務を可能にします。
iPaaSの詳しい機能については、以下の記事をご参考ください。
iPaasにも提供している会社ごとに多くの種類がありますので、まずはツールを選ぶ際のポイントについて解説します。
1.操作性
どのように優れた機能があっても、それを使いこなせなければ意味がありません。また、操作を習得するまでに時間がかかっては、業務を効率化するまでにも多くの労力が必要になるでしょう。
また、一部の担当者のみが操作可能な状態では、業務が集中することや、いざというときの代替えができないなどさまざまな問題が発生します。
そこで、自社の社員にとって扱いやすいツールなのかを、導入前には必ずチェックしなければなりません。操作のしやすさや誰が見ても分かりやすい画面表示など、実際にツールを使って確認するのがおすすめです。
企業によっては無料のトライアルが用意されている場合もありますので、もしも試用期間があれば積極的に利用してみましょう。
2.連携できるアプリ数
iPaaSを導入する最大の目的は、アプリの連携によって業務を管理しやすくすることです。製品によっては非対応なアプリも出てくるため、連携できる数が多いほど業務の効率化が図れるといえます。
しかし、単純に対応している量が多いだけでは、本当に適しているとはいえません。現在、自社で利用しているシステムやアプリに、どれほど対応しているかを確認する必要があります。
また、将来的にも企業が導入する可能性が高いアプリの分野なども踏まえて、最終的には自社のシステムに最も適合しているiPaaSを導入しましょう。
3.日本での導入実績
もともとiPaaSは海外で普及したツールであることから、販売会社も海外のベンダーであることが多いです。
ツールを選ぶ際、これまでの導入実績なども確認すると思いますが、企業によっては海外の事例のみを紹介している場合もあります。
海外と日本とでは、個性や習慣、求める商品やサービスに違いがあるため、国外の事例のみを参考にすることは避けましょう。
導入実績を確認するときのポイントは、以下のとおりです。
・国内での導入事例もあるか
・自社と同じ業種や業態での実績があるか
・自社と似た課題を持つ企業の導入事例があるか
やはり自社と近い性質の企業が事例にあれば、より安心して導入が決められるでしょう。これらをチェックして、安心できる導入実績がある場合は、自社に最適なツールだといえます。
4.サポート体制
自社に適したツールで操作性が優れていても、いざというときにサポートが受けられなければ安心して導入することはできません。
iPaaSは企業にとって重要なシステムと連携するツールであるため、信頼できるサポート体制は必要不可欠です。
そのため、導入支援はあるのか、導入後のサポートはどのようになっているのかを必ず確認してください。
おすすめのiPaasツールを徹底比較!
iPaaSツールは会社によって機能や特徴が異なります。それぞれの違いを把握して自社に適したツールを選びましょう。
Workato
プログラミングが不要で、誰でも簡単にシステムの統合が行えるサービスです。
統合できるアプリケーションは350種類以上あり、すでに定型化された業務プロセスであるレシピが22万以上提供されているため、簡単にインテグレーションが行えます。
会話ボットを備えているSNSとの統合も可能で、特に今まで適応したツールが少なかったSlackにも対応しており、多くの企業のコミュニケーションツールで活用できるでしょう。
Anyflow
こちらもノンプログラミングで接続が可能なため、コードなどの知識やスキルを必要としません。
さらにiPaasとしては珍しい国内製品なので、日本の企業に使いやすいデザインやサービスが揃っています。
自動化のためのワークフローは、自身ですべて作成したり提供されているレシピを活用したりすることが可能です。分からないことがあれば、相談できるサポートも充実しているため、安心して利用できるでしょう。
また、無料のトライアルも用意されているため、気になる場合は試してみるのも良いかもしれません。
Celigo
ノンプログラミング対応なのはもちろん、データ連携が安価で導入期間も短く、コストパフォーマンスの高いサービスです。
オンプレミスのサーバーやフルスクラッチ開発のシステムと連携ができ、クラウド以外のアプリに対しても連携の実績が豊富にあります。
連携作業や管理がシンプルにまとめられており、コストを抑えてすぐにでも運用を開始したい方には最適なツールでしょう。
Mulesoft
クラウドやオンプレミスを統合でき、銀行などでも使用されるほどセキュリティが高いツールです。
コカ・コーラやアシックスなど世界的に有名な企業も利用しており、データ保護を最優先に考えている方にはおすすめなサービスになります。
高い操作性や、統合から運用や管理までを包括的に行えることで、簡単に業務の効率化が図れるでしょう。
また、コンサルティングなども含めた運用支援が充実していますので、導入後も安心して利用可能です。
Zapier
こちらの特徴は、なんといっても2000種類以上の圧倒的な数のWebアプリケーションを組み合わせて連携できることです。とにかく連携できる数を重視している方にはピッタリのサービスでしょう。
連携に必要なワークフローの構築は、数回のクリックだけの簡単な操作で行うことができ、チャットワークなどの日本で用いられるシステムにも対応しています。
ただし、Zapierには独自の用語が使用されるため、導入する際には注意が必要です。心配な方は無料のトライアルが用意されていますので、まずは試してから判断しましょう。
iPaaSを導入するならBlue Tiger Consulting
業務の効率化が図れるiPaaSの導入を検討する企業は増えていますが、日本ではまだ実績も少なく、最適なツールを選び運用していくことは簡単ではありません。
特に、システムを連携して統合していく作業は、操作性の高いツールを利用したとしても時間がかかります。
そこで、安心してiPaaSを利用したいと考えている方は、Blue Tiger Consulting(ブルータイガーコンサルティング)にお任せください。
弊社は、先ほど紹介したiPaaS米国大手のCeligo社の正式な代理店で、ライセンス契約から技術サポートまでを日本語で行える唯一の企業です。
外資系の企業などには英語や中国語に対応したコンサルティングが可能で、グローバル展開の支援実績が多数あります。
幅広い企業のiPaaS導入に対応できますので、検討中の方はぜひご相談ください。
まとめ
iPaaSは、企業が取り入れているシステムを統合することで業務を効率化できるツールです。
もともとは海外のサービスでしたが、最近では日本にも対応したツールが増えています。自社に適したサービスを選ぶには操作性や実績、アプリの連携数などをチェックする必要がありますが、実際に導入するのは簡単ではありません。
安心してiPaaSを導入するには、サポート体制が整っていることが大切で、対応力のある代理店の存在は必要不可欠でしょう。
業務の効率化や自動化を目指している方は、ぜひBlue Tiger Consultingにご相談ください。