企業吸収合併が本格化している中、なぜ「連結会計ソリューション」が重要視されるでしょうか。

2021.01.17

ラウドERPで実現する多通貨・各国税法に対応した連結会計ソリューションは、期間限定(2021/1/18-2021/2/18)でキャンペーン実施中

(キャンペーン内容:実施期間中に連結財務諸表レポート以外のBIレポートを2点作成させて頂きます。)

■はじめに

企業の業績管理において、グループ企業全体の業績を束ねる連結会計の仕組みはとても重要です。それは、子会社や関連会社個々の業績を管理するというだけではなく、グループ企業としての連携やガバナンスを考慮してグループ経営を適切にコントロールする役割も担っているからです。

 

 

企業個々の成長を促すとともに、グループ全体のバランスと規範を調整するために必要な仕組みが連結ソリューションです。一般的にグループ企業の業績管理は、グループ企業各社の財務データを収集してこれを連結集計して、会社間取引や調整処理を行ってからグループ全体の財務レポートを作成しています。

 

財務会計データを基にしていることから、制度会計ベースの連結会計という意味で「制度連結」と呼ばれています。これは会計基準に基づくため、株主や市場など主に社外のステークホルダーへの説明を目的とした情報となります。そのため、経営者や事業部門の責任者が経営判斷や事業活動の意思決定よりも正確性や監査を目的とした過去を振り返る情報となります。経営者や事業責任者が求めるグループ企業の情報は、見通しや予測であるため多少曖昧でも最新の情報が求められます。

 

計画作成・変更のために有効な、タイムリーで鮮度が高い情報なのです。そこで、企業や事業の管理のための「管理連結」が重視されるようになっています。これは、管理会計をベースとした内部管理目的の連結会計ソリューションで、月次の財務データを待たずに週次日次でグループ連結の経営ダッシュボードを作ることが出来ます。近年では、グローバル化によって通貨や税制、会計基準などの違いからグループ企業全体の管理はより複雑で難しくなっているため、為替や法規制のみならず企業間取引による相殺消去処理や税計算処理など自動化することが可能です。

 

また、新型コロナウイルスによる対策や貿易ルール、関税などが目まぐるしく変化するため不正会計処理などを見抜くのが難しくなっています。こうした状況から、月次ごとの財務データを集計した「制度会計」よりも、1つ1つの取引データを精査できてタイムリーに将来の業績を予測出来る「管理連結」を手軽かつリアルタイムに把握する情報を求める声が高まっています。

 

■制度連結から管理連結へ、グループ経営の要となるクラウド連結会計ソリューション

米中貿易紛争や新型コロナウイルスの影響などビジネス環境の変化は、これまでに経験したことがない状況を迎えています。激変するこの状況を乗り切るためには、スピードと柔軟性を重視した機動力ある経営が求められています。

 

スピートと柔軟性がポイントとなることから、新しい基幹系システムに求められる要件は

  • クラウド、②モバイル(タブレット、スマートフォン対応)、③他システム連携(ウェブAPIなど柔軟なインターフェース)が求められています。

 

ERPについても、オンプレミス型ERPからクラウドERPへ主流になっています。その背景は、大きな企業の中に数多くの事業部門を抱えるのではなく、事業ごとにカンパニーとなって各カンパニーが相互連携する機動力を優先したグループ企業経営が主流となっていることによります。しかし、企業単体は機動力重視のクラウドERPが普及しているのに対して、連結会計の仕組みはこれまでのやり方を続けているためグループ経営に求められるスピードと意思決定が遅くなってしまうのです。

 

ここに、システムによるボトルネックが存在します。国内海外に展開するグループ企業各社の業績を、月次ベースの財務データでコントロールするやり方は、新型コロナウイルスによるロックダウンやサプライチェーン分断には到底対応できません。日々刻々と変化する情報を把握して、これをグループ経営に即時に活かす新しい連結会計の仕組みが必要となっています。

 

■BTC連結会計ソリューションの特徴とその導入による期待効果とは

企業経営において、経営者や事業部門の責任者が求める情報は過去を振り返る財務会計ではなく、計画に対する進捗や目的とのズレを把握する管理会計だと言えます。その流れはこれまでも同じでしたが、新型コロナウイルスの拡大によるサプライチェーン分断や各国各地域のロックダウンによる経済活動停止によって、そのリスク管理、リスク分散に対する手段として管理会計をきめ細かく把握して事業をコントロールするダッシュボードとしての役割は高まっています。

 

車の運転に例えて言えば、従来の制度連結はバックミラーを観ながら過去を振り返りながら、進むルートを確認するような経営でした。しかし、このやり方だとグループ企業の業績を過去に振り返ることしかできません。国内外に展開している企業が直面しているのは、サプライチェーンの分断によってヒトとモノの移動が制限される状況です。生産拠点と販売拠点という分業が、成り立たないのです。

 

こうした状況において、グループ企業を束ねていくためには業績管理のレベルを高めていく必要があります。月次より週次で財務データを把握して、翌月翌週の計画精度を高めて迅速かつ柔軟な経営管理を実現します。その要となるのが管理連結の実現にあります。

 

米国製No.1クラウドERPをベースとして導入可能なBTC連結会計ソリューションは、制度会計の導入のみならず管理連結に特化した戦略的経営ツールとして管理連結に特化したグループ経営のための業績管理ダッシュボードとしての役割を担うことが可能です。複数企業を傘下に抱えるグループ企業では、財務会計ベースの精度連結システムを既に持っているケースが多いのですが、制度連結は企業単体の月次決算データを会社間取引の消し込み処理や調整作業が発生するためレポートを手に入れるまでに時間が掛かります。(通常2週間から4週間)これでは、いまの状況を乗り切ることは出来ません。

 

つまり正確性よりも、スピードとその情報に基づいた予測と新しい計画策定が求められているからです。そこで、BTC連結会計ソリューションのクラウドERPという強みを生かして、グループ各社の週次、日次決算データをそのまま取り込んでここから即時にグループ業績をリアルタイムに把握する“グループ連結経営ダッシュボード”を短期導入することが可能です。週次や日次の財務データを収集して、これを連結会計消去仕訳を自動化すれば速報のグループ業績を把握出来ます。子会社のERPがクラウドERPであれば、異常や疑問を生じても直接その財務データや仕訳を調べれば即時に状況が分かります。従来の月次ベース、Excelベースの制度連結よりも欲しい情報を即時入手して対処出来ます。

 

BTC連結会計ソリューションを管理連結の経営ダッシュボードとして導入して、週次日次の各国各企業の業績を見ながら、先手を取ったグループ企業経営を実現出来ます。

 

■BTC連結会計ソリューションの機能と画面イメージ

米国製No.1クラウドERPには、OneWorldという制度連結に対応した連結会計ソリューションがあります。これによって本社から海外拠点のビジネスを一元化して把握することが可能です。米国製No.1クラウドERPが得意とする、多言語多通貨対応(20言語および190種類以上の通貨)による業務に対応しているため、拠点ごとの商習慣や税制度/法制度に柔軟に対応できます。

(参考:https://www.netsuite.co.jp/solutions/themes/global3.shtml

しかし、こうした連結会計のニーズは、制度連結から管理連結へと変わりつつあります。詳細で精緻な制度連結よりも、スピード重視の管理連結を簡単かつ素早く導入したいという声が大きくなっています。こうしたグループ経営における機動力アップと連結会計(制度連結、管理連結)に対するニーズに対応するため米国製No.1クラウドERPの追加機能として「BTC連結会計ソリューション」を開発しました。その特徴は以下の通りです。

 

【主要機能】

①連結法と持分法に適用

②連結消去仕訳の自動作成

③連結財務諸表の完備

 

【導入メリット】

締め処理の効率化

→月次、四半期、半期、年次の締め処理と連動した連結処理の対応

子会社情報の収集標準化

→業種や法制度の違いを調整処理して標準化する仕組み

法定監査/内部統制への対応

→内部統制とグループのガバナンスに対応

重複作業と人件費の削減

→単体決算処理と連結決算処理を一体化

在宅勤務に適用(働き方改革)

→クラウドERPによる詳細仕訳を使った調整処理をリモートワークで実現

 

 

以下にBTC連結会計ソリューションの画面イメージをご紹介します。

 

<連結会計消去仕訳自動化>

事前に設定した処理に沿って、企業間取引や消去仕訳の自動処理を行うことができます。

 

<連結会計財務諸表>

以上