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クラウドERPにはメリットが豊富!導入が必要な理由!
2021.04.23 > クラウドERP
近年、社内全体の業務効率化を図る手段として、ERP(基幹業務システム)が注目されつつあります。
理由として、働き方の多様化やリモートワークの拡大により、社員全体の業務管理が難しくなってきたことが背景にあるのではないでしょうか。
ERPにはオンプレミス型(社内サーバー)とクラウド型(社外サーバー)があり、特にクラウドERPは導入するメリットが多くあるのも特徴です。
この記事では、クラウドERPの種類や特徴と、導入によって企業が得られるメリットについて解説します。
クラウドERPとは、どのような仕組みでどのような目的で導入するシステムなのでしょうか。
ここからは、クラウドERPとはなにか、目的やシステムの概要とクラウドERPの種類について紹介します。
ERPのシステムをクラウド上で管理するものが「クラウドERP」です。オンプレミスとは異なり社内にシステムを管理するサーバーを調達する必要がないため、低コストで導入しやすい特徴があります。
さまざまなデバイスで扱うことができるのも特徴で、パソコンだけでなくスマートフォンやタブレット端末に対応しているシステムも豊富です。
基本的には、月額制で継続的に使用しながら自社に合うシステムにカスタマイズしたり、機能を増やしたりして活用します。
クラウドERPの種類は大きく分けて「パブリッククラウド」「プライベートクラウド」「ハイブリッドクラウド」の3つあります。導入する際には、それぞれの特徴や違いについて把握しておくことが大切です。
パブリッククラウドERPは、ベンダーが提供しているサービスをオンライン上でレンタルする形で利用するものです。
メンテナンスの必要がないことが強みで、自社内でシステム管理を行うことが難しい場合にも導入しやすいのではないでしょうか。
パブリッククラウドERPでは、システムを提供しているベンダーに対して月額制で料金を支払いながら、サービスを利用する形になります。
一般的に「クラウドERP」という言葉で指しているのは、パブリッククラウドERPであることがほとんどです。
プライベートクラウドFRPは、すでに自社内に導入しているオンプレミス型ERPをクラウド環境下で利用するものです。
オンプレミスとは、社内専用もしくは特定の部署やグループ内でのみ使用するクラウドシステムで、ERPを社内で管理・運用しているものが「オンプレミス型ERP」になります。
オンプレミス型は自社サーバーにERPパッケージを買い切って導入するため、導入コストが高くなる傾向です。
その分、自社の状況や業務内容に合わせ、カスタマイズが行いやすいというメリットがあります。
ハイブリッドクラウドERPは、パブリッククラウドERPとプライベートクラウドERPのハイブリッド(複合)タイプのERPです。
企業によってはオンプレミスERPとパブリッククラウドERPを組み合わせて活用している場合もあります。
ハイブリッドクラウドERPの強みは、セキュリティ対策に優れている点です。
パブリッククラウドERPは社外サーバー(ベンダーのサーバー)に情報を保管することになるため、管理は一任できるものの社内だけで管理することができません。
一方で、オンプレミスERPやプライベートクラウドERPでは、自社サーバーで情報管理を行うことから、社外に出さずに管理できます。
機密性の高い情報は社内で管理し、その他の情報をパブリッククラウドで管理を任せるなど、使い分けることも可能です。
クラウドERPを導入することによって、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか。ここからは、クラウドERPを導入するメリットと効果について紹介します。
クラウドERPのメリットは、低コストかつ短期間で導入することが可能な点にあります。
一般的なオンプレミスERPを導入する場合、パッケージを購入する費用がかかるうえに、サーバー調達やセキュリティ対策などを含めたシステムの導入準備が必要です。
クラウドERPであればオンラインで導入することができるため、サーバーなどの準備が必要なく、スムーズに導入することができます。
クラウドERPは、ベンダーが提供しているシステムを活用するため、メンテナンスやシステム管理をベンダーに任せることができるのもメリットのひとつです。
システムの維持管理に必要な人件費や業務負担を軽減できるため、自社の業務に集中しながら最大限にERPのシステムを活用することができます。
また、常に最新の状態で使うことができるため、何年も使用し続けていてもシステムが古くなる心配がありません。
クラウドERPはオンライン上で利用できることから、リモートワーク(テレワーク)にも対応することができます。
インターネット環境さえあればどこでも利用できるため、リモートワーク(テレワーク)で働いている社員も利用しやすく、クラウドERPをとおして社内全体で情報共有することが可能です。
クラウドERP利用に必要なコストは月額の固定費のみになるため、コスト削減が可能になり、年単位で必要になるランニングコストの見通しが立てやすいのも特徴です。
突然のシステムトラブルに対応するための人件費や、システム修正にかかるコストも必要ありません。
点検費用やシステム維持管理に必要な人員削減につながり、導入してから効果が出ているかを自社業務で測ることができるため費用対効果が実感しやすくなります。
クラウドERPでは、セキュリティ面も万全に整えられています。
データの保管はシステムを提供している企業が行うことから、最新のセキュリティ対策を講じているためです。
「クラウドERPだから、セキュリティ対策が心配」という方でも、安心して利用することができます。
クラウドERPではデータ連携が一元管理されており、必要な情報をリアルタイムで得られるため、業務効率向上に貢献してくれるメリットがあります。
入力ミスや二重のデータ入力をしなくて済むうえに、社員からの情報提供を待つために業務がストップすることもありません。
そのため、ペーパーレス化や業務の属人化を抑制することにもつながり、社内全体の業務進捗をスピードアップすることができます。
クラウドERPにはメリットが豊富にあるため、業務効率化・業務改善・情報管理の一元化を図りたいと考えている企業におすすめです。
テレワークにも対応できることから、多様な働き方をしている社員の業務状況も共有しやすくなります。
クラウドERPを導入している企業が増加している一方で、さまざまな種類があるERPの中から自社に合うものを選ぶことが難しい場合もあるでしょう。
そのような場合には、Blue Tiger Consulting(ブルータイガーコンサルティング)の導入支援サービスを活用してみてはいかがでしょうか。
Blue Tiger ConsultingはERPに関する知識やノウハウをもつ代理店であり、さまざまな企業に最適なクラウド型ERPの提案を行っています。
「どのような業務の効率化を行いたいのか」「どれくらいのコストで抑えたいのか」などの希望を伺い、親身になって相談しながら最適なERPを提案します。
クラウドERPの比較検討を行うことができるため、自社に合うERPシステムをスムーズに導入することが可能です。
クラウドERPの導入をご検討の際には、ぜひBlue Tiger Consultingの導入支援サービスをご活用ください。
クラウドERPのメリットは、企業の規模や業種にかかわらず得られる点が魅力です。
クラウドERP導入による業務効率化などの効果を最大限に引き出すためには、導入前に自社の現状分析をしっかりと行い、自社に合うシステムを導入する必要があります。