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  • 製造業でERPシステムを導入したことによる効果!お勧めの選び方

    2021.06.23 > 業務効率化

    製造業が市場で勝ち残るためには、QCD(品質・コスト・納期)の基本の指標を徹底する必要があります。しかし、QCDを徹底するための情報管理がうまくできず、苦労している企業も多いのではないでしょうか。

    製造業のような作業工程が多岐にわたる業種こそ、情報管理を一元化できるERPシステムの導入が必要です。この記事では、製造業がERPシステムを導入する効果や、おすすめの選び方について解説します。

    ERPとはどんなもの?

    ERPとは、Enterprise Resource Planningの略で「企画資源計画」と訳されます。企業の基幹系業務を一元管理するシステムであることから「総合基幹業務システム」と呼ばれています。

    基幹系業務とは、主に財務や会計管理、人事管理、生産管理、販売管理、物流管理などの企業における重要な管理業務のことです。

    システムを導入していない企業であれば、この基幹系業務はそれぞれの部門で管理されています。そのため、ほかの部門との連携がうまく取れていなければ、受注から納品まで時間がかかってしまいます。

    ERPシステムを導入することで、企業の経営資源を総合的に管理し、最適化を図れます。今まで各部門で管理していた情報を一元化し、情報共有をスムーズに行うことができれば、企業の利益向上に貢献できるといえるでしょう。

    製造業でERPを導入することで期待できること

    では、一般企業ではなく製造業でERPを導入することで、どのような期待ができるのでしょうか。ERPを導入した際の効果について解説します。

    業務が効率化される

    製造業のように、記録すべきシステムが多ければ多いほど転記作業が必要になるため、入力ミスが起こってしまいます。また、データを部門ごとに管理しているのであれば、二重の入力作業になりかねません。

    そこで、総合基幹業務システムであるERPを導入することで、データの一元化が可能になります。本来エクセルなどで管理しなければならなかったものが、ERPシステムの利用だけで管理可能になります。今まで地道に行っていた転記作業が不要になり、最終的にそれが作業効率の向上につながります。

    トレーサビリティが確保できる

    製造業にとって品質管理は、競合するほかの企業との差別化を図るうえで大変重要なポイントです。ERPを導入することで。トレーサビリティが確保できるため品質管理の維持が可能となります。

    トレーサビリティとは、原料や商品が追跡できる状態で、不良品が発生した場合でも原因究明がスムーズに行えます。

    情報管理が複雑化した状態では、問題が起こるたびに追跡作業に手間を取られてしまいます。ERPでは、そういった情報も含めて一元管理できるため、品質管理が容易になるだけでなく、大幅な工程削減が期待できるでしょう。

    現場の状態管理がリアルタイムでできる

    製造業では「完成した製品がどれだけあるか」「作業工程別に抱えている在庫はどれくらいか」といった、現場の情報管理が重要です。在庫数や販売数などの情報を一括管理できていなければ、些細な伝達ミスから販売に悪影響を及ぼす可能性があります。

    ERPを導入することで、製品の増減や在庫情報の管理が容易になります。部門ごとの共有が自動化できるため伝達に時間を取られない特徴があり、営業活動にも貢献できるといえるでしょう。

    また、オンラインで情報管理ができるため、拠点が分かれていても情報共有が可能です。近年のテレワークなどの働き方にも対応しているため、迅速な経営判断が可能です。

    製造業におすすめのERPシステムの選び方

     

    ERPには、さまざまなシステム機能が存在します。企業全体の情報管理を一括で行える大きなシステムのため、初期費用も高額です。そのため、自社に合ったシステムを選択しなければ、使いこなすことができなかったり、必要なシステムが搭載されていなかったりする事態になりかねません。

    ここからは、製造業におすすめのERPシステムの選び方について解説します。

    導入目的を明確にする

    ERP導入は、企業の業務効率化を図るメリットがありますが、莫大な費用がかかるのも事実です。そのため、なぜERPが必要なのかをしっかり考える必要があります。

    ERPは、システムによって機能が異なります。例えば「自社は製造管理が複雑で、販売部への伝達作業が多岐にわたる。そのため、販売部が営業をスムーズに行えるよう製造と販売の管理システムを統合したい」など、具体的な目的があればERPシステムを選びやすくなるでしょう。

    自社がERPシステムを必要としている具体的な理由を考え、導入目的と合致しているERPシステムを選びましょう。

    必要な機能が搭載されているかを確認する

    ERPはシステムによって、搭載されている機能が異なります。そのため、下調べが十分でないと、足りない機能を追加することも考えられます。反対に、自社に必要のない機能がほとんどの場合は、費用対効果に問題が生じるでしょう。

    企業の生産性を向上させるための投資ともいえるため、下調べは入念に行います。

    たとえば、製造業は主に生産のプロセスに重視する必要があります。そのため、生産管理システムに長けたシステムを選ぶことで失敗を防げます。

    また、導入実績が豊富のシステムが必ずしも自社にマッチするとは限らないため、自社に必要な機能が搭載されているか確認しましょう。

    ほかにも導入後のシステムカスタマイズはどれくらい可能か、予算や費用はどれくらいかといった内容も、事前に細かく調べておくことも大切です。

    サポート体勢が万全かどうかを確認する

    ERPシステムの導入にあたり、不明点が出てきたり、不具合が起きたりすることも考えられます。そのような場合に、迅速に対応してくれるサポート体勢があるのかどうかも重要です。

    ERPは、企業の重要な基幹システムを一括管理していることから、トラブルは企業全体に不利益を被る大問題です。365日24時間、いつでも迅速に対応してくれる販売店を選ぶと安心です。

    使いやすいかどうかで判断する

    ERPシステムによって仕様が異なっているため、操作性にも違いがあります。使い勝手が悪いと、導入後にシステム管理業に追われてしまい作業効率が下がりかねません。

    とくに社員は、今までと業務管理方法を変更するため混乱してしまいます。高度な機能にこだわらず、社員全員が使うものと想定して使いやすいものを選ぶ配慮が必要です。また、導入前の説明や、導入後のフォロー体制が必要になるでしょう。

    ERPシステムは種類が豊富で、選び方のポイントを考慮しても、自社に最適なERPシステムが分からない方も多いのではないでしょうか。導入費用を考えると「必要な機能が搭載されていなかった」などの失敗は避けたいところでしょう。

    導入を成功させるためには、製造業に特化しているものを選択する必要があるため、不安な人は専門家への相談をおすすめします。Blue Tiger Consulting(BTC)なら豊富な知識と実績があるので、業界ごとにおすすめのERPシステムの選定が可能です。また、BTCを仲介すれば導入費用を安く抑えられるため、検討してみてください。

    まとめ

    製造業のERPシステム導入には、製造過程の情報一元化による生産効率の向上が期待できます。しかし、システムの選定は安易なものではありません。企業の目的や搭載されている機能の確認、使い勝手の検証など、導入にあたる人材確保も大変です。

    ERPを製造業である自社に導入したいと考えている場合は、BTCのサービスがおすすめです。ERPの導入ノウハウをもっているため、企業に合ったERPシステムの選定が可能です。高額な設備投資に失敗がないよう、代理店に相談しながらの検討をおすすめします。

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