Top Services Corporate
philosophy
Company Message Information Blog
Contact Recruit

Blog

ブログ

Top - Blog - クラウド連携ならiPaaSがおすすめ!連携の魅力や方法も紹介

Blog

ブログ

  • クラウド連携ならiPaaSがおすすめ!連携の魅力や方法も紹介

    2021.11.12 > 業務効率化

    今まで、オンプレミスで運営するのが当たり前だった経営陣にとって、クラウド連携は気になる存在といえるでしょう。

    しかし、オンプレミスが時代錯誤だと気付いても、クラウド連携の具体的な良さが分からなければ導入を迷ってしまうのではないでしょうか。また、そもそもクラウド連携するべきなのか疑問を持つ人も多いはずです。

    そこでこの記事では、クラウド連携の必要性やiPaaSの紹介と合わせ、オンプレミスからクラウド連携に切り替える注意点を解説します。

    クラウド連携とは

    クラウド連携とは、クラウド上で構成されたシステム同士の連携を行うことを指します。つまり、クラウド上のシステムやサービスを、自社が独自で運用するオンプレミスのデータと連携させられる仕組みです。

     

    今まで、人事や物流など企業内のシステムを、オンプレミスで分けて管理していたかと思います。ただ、バラバラに管理されているデータを集めて分析するのは容易ではありません。そのため、近年ではクラウドがシステム運用の主流になりつつあります。

     

    その流れを受け、経営管理システムをオンプレミスで運用していた多くの企業が、クラウド化にシフトし始めました。しかし、オンプレスのシステム運営にクラウドが混ざり、それぞれを手動で分析する手間が増えるといった問題が浮上しました。

     

    さらに、個々のデータがうまく連携できず、情報共有が困難となる「サイロ化問題」も発生しました。この問題を解決するのが、クラウド上でオンプレミスのデータと連携できるクラウド連携です。

     

    クラウドに連携する魅力

     

     これから先、クラウド環境でのデータ管理・共有は、業務の効率化に欠かせないシステムとなるでしょう。

     

    しかし、オンプレミスでの運営から急にクラウド化すれば、データの移行が難しくリスクをともないます。企業内のデータを重複管理するケースも少なくありません。

     

    そこで、クラウド連携を活用すれば段階的にクラウド化を進められます。クラウド連携は保管場所を問わないデータのため、部署ごとに管理していたデータの社内共有が可能となり、分析などに活用しやすくなるでしょう。また、システムや業務の負荷を軽減したり、分散したりすることも可能です。

    クラウド連携はiPaaSがおすすめ

    クラウド連携に切り替えようと考えても、今までオンプレミスでシステム管理してきた企業にとって、膨大なサービスから自社に合ったシステムの選定は簡単ではありません。

     

    そこでおすすめなのが、クラウドサービス利用の加速にともない、さまざまな機能を搭載している「アイパース(iPaaS)」です。ここからは、iPaaSについて詳しく解説します。

     

    iPaaSとは?

     

    iPaaSとは「Integration Platform as a Service」の略で、クラウドサービス型データインテグレーションプラットフォームのことを指します。複数のシステムやアプリケーションの間で、データ連携を行えるクラウド連携サービスになります。

     

    オンプレミスのシステムと連携して企業内のデータを有効活用できるだけでなく、各種クラウドサービスとの間をつなぐ役割を担います。連携にはARIを用いるため、インターフェースの変更が容易で、高速で安定した処理が可能です。

     

    また、iPaaSは迅速にサービスをつなぐデータ連携基板を提供できます。企業ごとにデータの管理が点在し管理が複雑になる事態に、容易に対応できるのが注目されている理由のひとつです。

     

    iPaaSを選ぶポイント

     

    iPaaSを選ぶ際は、ノンプログラミング開発でも、高い生産性が実現可能か確認しましょう。また、クラウド連携に特化したデータ連携基盤が提供されているか、チェックする必要があります

     

    前提として、実際に活用するのは企業で働く従業員です。複雑すぎるシステムを導入してしまうと、作業効率が下がるおそれがあります。どのようなシステムが良いか不安な場合は、BlueTiger Consulting(ブルータイガーコンサルティング)にご相談ください。

     

    最新のクラウドERP業務システムの経験・技術・ノウハウを活かしたサービスを展開していますので、企業の特性に合ったシステムを提案いたします。

    クラウドに連携する方法

    クラウドの連携には、いくつかの方法があります。オンプレミスとクラウドを連携するために重要なのは、データの配置とツールの選択です。ここからは、クラウド連携方法を解説します。

     

    はじめにデータ配置を決める

     

    まずは、各部門が管理しているデータをどのように配置するか考えます。以下のようなパターンがあるので、社内で策定しましょう。

     

    1.すべてのデータをオンプレミスで保有

    2.すべてのデータをクラウドで保有

    3.オンプレミスとクラウドを別データで保有

    4.オンプレミスとクラウドを同じデータで保有

     

    データの利用頻度や重要度、現状の運用体制、これからの課題などを踏まえ、自社が活用しやすい配置を検討します。そのほか、コストやセキュリティの観点も考慮しましょう。

     

    クラウド連携を実施する

     

    データ配置が決まった後に、クラウド連携を行います。以下の3つの方法があるので、どの方法を採用するか検討してから実施しましょう。

     

    1.オンプレミス側にデータ連携を持たせる

     

    クラウド連携の主流は、オンプレミス側にデータ連携の仕組みを持たせる方法です。データの連携はリアルタイムで行えませんが、クラウド側に連携を持たせるより開発コストを抑えられます。

     

    2.レプリケーションソフトで同期し連携

    レプリケーションソフトとの同期を行えば、リアルタイムで連携が可能です、しかし、開発コストがかかるなどのデメリットがあるため、予算や使い勝手の検討が必要です。

     

    APIで連携

     

    APIを活用すれば、低コストで連携を実現できます。また、ネットワークを選ばず使用できるメリットもあります。しかし、APIに連携可能なアプリケーションが必要です。

     

    クラウド連携の実施方法は、コストやデータ処理スピード、正確性の担保、セキュリティ確保などを考慮して検討しましょう。

    クラウド連携の注意点

     

     クラウド連携は、各部門で管理していた情報を全体で共有し有効活用できます。しかし、クラウド連携には以下のような注意点があるため、確認しておきましょう。

     

    連携のためのツールを導入した方が良い

     

    クラウドの連携には、ツールの導入がおすすめです。導入するツールによっては、各部署に散見するシステムやアプリケーションのデータを一元管理できます。

     

    もちろん、自社開発も可能ですが膨大な工程が必要です。企業によっては、外注の検討も必要になりますが、連携用ツールを活用すれば知識なしでも直感的な操作が可能になるでしょう。

     

    業務部門ユーザーでも容易に活用できる

     

    クラウド連携はデータ管理が一括できますが、活用するのは現場の従業員です。取り扱いが難しいとなれば、作業効率が低下するおそれがあります。そのため、知識や技術をもつIT部門以外でも扱えるシステムを導入する必要があります。

     

    柔軟かつ容易な連携性能

     

    クラウド連携は、従来のオンプレミスのシステムデータを合わせて管理するため、膨大な容量が必要です。そのため、スピード感を重視しつつ、コネクティビティに優れたソリューションであることが求められます。

     

    セキュリティ対策

     

    クラウド連携は、すべての企業データを一括して管理するためセキュリティ対策が必須であるといえます。万全を期したセキュリティはもちろんですが、万が一トラブルが起きた際、迅速にサポートされるかチェックしましょう。

     

    特に無料のクラウドサービスは、セキュリティ管理に不安が残るケースもあります。企業が導入する場合は、万全なセキュリティ対策を行えるよう法人向けのものを選ぶのがおすすめです。

    まとめ

     

    オンプレミスのシステムをクラウド化するためには、iPaaSのクラウド連携がおすすめです。効率的な業務連携を実現するためにも、クラウド連携に特化したデータ連携基盤が提供されているツールを選択しましょう。

     

    なかには、自社で連携システムを開発することを考える企業もあるでしょう。しかし、開発にかかる手間や不安定さを考えると、セキュリティ対策万全な専用連携ツールの導入がおすすめです。

    一覧へ戻る